天邪鬼的思考術

僕の思考をつらつらと書き殴る系ブログ

「痛み」について考える

こんにちは。2ヶ月ぶりぐらいの更新、ご無沙汰しております。りょきちです。

 

 

この2ヶ月ブログ書くの飽きていたので全く更新していませんでした笑

 

 

まぁ、趣味みたいな感じのブログなのでやったりやらなかったりします。

 

 

今回は痛みについて面白い考察がありまして、紹介します。

 

 

「痛み」とは専門用語では「侵害受容」といいます。

 

 

侵害受容は生きていくためにぼくたち人間には必須でして、この世のあらゆる危険から身を守ってくれるのはご存知かと思います。

 

 

稀に、生まれつき痛みを感じない体質の人もいるようですが、痛みを感じないので幼少期に歯で指を食いちぎったりするという事例が多いのです。

 

怪我をしても目で確認するまでは怪我していることが全くわからないので治療が遅れてしまいます。

 

このような理由から、25歳以上生きられることは少ないのだそう。。。

 

 

また、痛みは体の各部位で発生しているのではなく脳内で発生するようです。脳の

「前帯状皮質」で痛みを感じるのです。

 

 

なぜこのようなことが言えるのかというと、病気や怪我で足や腕を切り落とした人があるはずのない手足に激痛を感じるケースが多数あるからです。これを幻肢痛といいます。

 

面白いのは、体の痛みと心の痛みを脳内で区別できないこと

 

心の傷は見えないがしっかりと痛いのである。体の傷よりやっかい。

 

 

また、共感力が高い人ほど前帯状皮質が活性化しやすいそう

 

だから、こういう人は他人の痛みも自分の痛みとして受け入れるのです。。

 

 

痛みについては研究が盛んなのでまだまだ知らないことがたくさんありそう

 

 

 

 

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365

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上のような、雑学が365話分あり教養を手っ取り早く身につけるには良いかと 

 

 

 

 

 

現代における先延ばしゲーム①

こんにちは、りょきちです。

 

 

今回は、現代社会において理解しておきたい先延ばしゲームについて考察していきたいと思います。「先延ばし」=「投資」という解釈でだいたいOKです。

 

 

じゃあ、この先延ばしゲームがなぜこの現代社会で巻き起こるようになったのかということから説明していこう。

 

 

 

先延ばしゲームの起源
 
 
まず、頭に入れておいて欲しいのは現代人と自給自足で狩猟採集していた頃の人類の間にたいした仕組みの差がないということです。
 
 
なぜかというと、人間の文明がひらかれてから5000年ほどしか立っておらず、これは人類史の0.2%の時間であるからです。さらに、生物種が進化するのにかかる時間は数万年と言われているので大きく進化していないと考えられる。
 
 
だから、人間の心体の99%はまだ大昔のシステムを取り入れてるのです。
 
 
そして、大昔に生き残るために必要なのは今ある食べ物を食べてしまうことでした。保存もできないし誰かに取られてしまうかもしれない。これが賢い方法だったのです。
 
 
しかし、現代では話が異なります。
 
 
日本のような先進国ではほとんどの人が飢死しないように社会の仕組みを書き換えてしまっているのです。
 
 
外に出れば、コンビニやファミレスがたくさんある。それも高カロリーで美味しい食べ物が売っている。
 
 
必要なカロリーを得ればエネルギーを消費しないようにすぐに寝れば良いがそうはいかない。書き換えられた社会が人間に仕事を要求する社会だからだ。
 
 
しかも、その仕事の専門性は高くある程度の勉強を必要になってくる。
 
 
だから、つまらない勉強に取り組んで高給の仕事についた方が有利になってくる。
 
 
抽象化すると、目の前にある報酬を取るよりも先にあるより多くの報酬を取ると人生が有利になってくるということだ。
 
 
 
かくして、現代における先延ばしゲームが始まったのである。
 
 
 
 
今回はここまで。次回は、科学的な面から先延ばしゲームを思考していきます。
 
 
またみてね?
 
 
 
 

人はどのように人を好きになるのか①

どうも、りょきちです。

 

 

最近、ぼくのまわりで恋愛の話しが多くて気になったことが一つあった。

 

 

それは、、

 

 

「人はどのように人を好きになるのか?」

 

 

顔か? 性格か?

 

いやいや、りょきちはん。好きになるのに理由なんてあらへんがなって声もあると思う。

 

 

そういう考えも理解できるが、ぼくはすべてに何かしら理由があると考えるタイプの人間なので考察&科学的見解を記していく。

 

 

このテーマは何回かに分けて記事を書いていくのでそこんとこよろしくお願いします。

 

 

なぜ好みの顔が人それぞれ違うのか?
 
最初の問題はこれ。
 
 
自分がかわいいorかっこいいと思った女優や俳優の写真を友達に見せてもその友達はそこまでかわいいか?とかいや別にカッコ良くないだろ!という反応を示されることがよくあると思います。
 
 
 
つまり、好みの顔が違うということですね。
 
 
なぜ、このような現象が起きるのか。
 
 
 
その答えはもうすでに科学が出しているようです。
 
 
 
オーストラリア、クイーンズランド大学のポスドク研究員マシュー・ロンビンソン(Matthew Robinson)氏たちは、身体的特徴や遺伝的特徴を含む膨大なデータベースを分析した。

 
 
 この分析によると、身長またはBMIといった特徴を決める遺伝子から配偶者の身長とBMIを予測できるそう。
 
 
つまり、夫婦は似た遺伝子をもつことが多いという結果が出た。
 
 
言い換えると、似たような二人が引かれ合うということです。
 
 
ということは、私たちが運命と錯覚していたものはすべて、遺伝子の仕業かもしれません。
 
 
 
さらに、科学は別の視点から私たちにアドバイスをしてくれました。
 
 
それは、遺伝子or身体に損傷があると人の魅力度が減少してしまうといことです。
 
 
損傷とは一般の傷という意味だけではなく不調や弱っている状態も含みます。
 
 
 
研究者たちのコメントとしては「損傷を抱えている人は健康な人よりも生殖能力が劣ってしまう。それが顔の非左右対称という形で表る。それを脳は察知して魅力度を操作し、損傷を抱えている人を好きにならないようにしているのではないだろうか」と言ったものです。
 
 
 
うーん、人間有能すぎる。
 
 
 
注意点として、これは外見という一つの軸のみを取り上げて考察しているので、これオンリーですべて決まってしまうということはないというのが望みを持てる部分でもあります。
 
 
 
 
 
 
 

毒の定義を考える

どーも、大学で化学科に所属しているりょきちです。

 

今回は毒ってなにかを考えて行きたいと思います。

 

 

辞書的に毒とは何か

 

 

(どく)、毒物(どくぶつ)は、生物生命活動にとって不都合を起こす物質の総称である[1]⚠︎Wikipediaより引用

 

まぁ想像した通りの説明ですわな。子供でもわかる。

 

 

 

定義を拡大解釈していく
 
じゃあ次に定義を拡大解釈していこう。
 
一般的に毒って言ったらテトロドトキシン(フグ毒)や青酸カリ(コナン君がアーモンド臭で判別するので有名)とか思いつくけどThe毒ってやつ以外にも毒は多い。
 
 
というか、全物質毒であるとまで言える。
 
 
16世紀に活動した医師パラケルススは、「すべての物質は有害である。有害でない物質はなく、用量に依って毒であるか薬であるかが決まる」と説いているそうです。
 
 
この拡大解釈によると、水も毒ってことになる。確かに、水飲みすぎたら死ぬもんね。みんな大好き?ステーキも食いすぎたら死ぬので毒と言える。
 
 
ステーキも毒ですって言われたら違和感ある〜。ちょっとおもしろい。
 

 

ここで少し話が変わるがこんな話がある

 

 

 

『1997年、ネイサン・ゾナー君という14歳の少年が書いた「我々はどのようにしてだまされるのか」というタイトルのレポートが科学フェアで入賞し、マスコミにも取り上げられて話題を呼びました。

 彼はDHMOという化学物質の害を指摘し、この物質の使用規制を求めて周囲の50人の大人に署名を求め、うち43名のサインを得ることに成功したのです。

 

彼の挙げたDHMOの危険性は、

  • 酸性雨の主成分であり、温室効果を引き起こすことも知られている
  • 多くの場合、海難事故死者の直接の死因となっている
  • 高レベルのDHMOにさらされることで植物の成長が阻害される
  • 末期癌の腫瘍細胞中にも必ず含まれている
  • この物質によって火傷のような症状が起こることがあり、固体状態のDHMOに長時間触れていると皮膚の大規模な損傷を起こす
  • 多くの金属を腐食・劣化させる
  • 自動車のブレーキや電気系統の機能低下の原因ともなる

 といったものです。そしてこの危険な物質はアメリカ中の工場で冷却・洗浄・溶剤などとしてなんの規制もなく使用・排出され、結果として全米の湖や川、果ては母乳や南極の氷にまで高濃度のDHMOが検出されているとネイサン君は訴えました。』               ⚠︎超危険な化学物質DHMOの正体から引用

 
実はこの化学物質DHMOとは水のことなのです。
 
水について恣意的に説明をすることで水が毒であるかのように思えてしまう。
 
解釈ってホント面白いって思える話ですよね。
 
 
 
今日はこれだけを書きたかったんだけど、伝えたかったのは拡大解釈の視点を持つだけでけっこう面白いよねってことです。
 
では、また〜👏