現代における先延ばしゲーム①
こんにちは、りょきちです。
今回は、現代社会において理解しておきたい先延ばしゲームについて考察していきたいと思います。「先延ばし」=「投資」という解釈でだいたいOKです。
じゃあ、この先延ばしゲームがなぜこの現代社会で巻き起こるようになったのかということから説明していこう。
先延ばしゲームの起源
まず、頭に入れておいて欲しいのは現代人と自給自足で狩猟採集していた頃の人類の間にたいした仕組みの差がないということです。
なぜかというと、人間の文明がひらかれてから5000年ほどしか立っておらず、これは人類史の0.2%の時間であるからです。さらに、生物種が進化するのにかかる時間は数万年と言われているので大きく進化していないと考えられる。
だから、人間の心体の99%はまだ大昔のシステムを取り入れてるのです。
そして、大昔に生き残るために必要なのは今ある食べ物を食べてしまうことでした。保存もできないし誰かに取られてしまうかもしれない。これが賢い方法だったのです。
しかし、現代では話が異なります。
日本のような先進国ではほとんどの人が飢死しないように社会の仕組みを書き換えてしまっているのです。
外に出れば、コンビニやファミレスがたくさんある。それも高カロリーで美味しい食べ物が売っている。
必要なカロリーを得ればエネルギーを消費しないようにすぐに寝れば良いがそうはいかない。書き換えられた社会が人間に仕事を要求する社会だからだ。
しかも、その仕事の専門性は高くある程度の勉強を必要になってくる。
だから、つまらない勉強に取り組んで高給の仕事についた方が有利になってくる。
抽象化すると、目の前にある報酬を取るよりも先にあるより多くの報酬を取ると人生が有利になってくるということだ。
かくして、現代における先延ばしゲームが始まったのである。
今回はここまで。次回は、科学的な面から先延ばしゲームを思考していきます。
またみてね?