もっと人に迷惑かけてもいいんじゃない?
「人に頼ったり迷惑かけないようにしなさい」
って親や先生に言われて育った人が多いと思う。
でも、頼ったり迷惑かけないで生きていける人なんていないし、生けていけると思っているならかなり傲慢だ。そんなの自分では迷惑かけていないと思っている自己中な人だ。
しかしながら、やはり、人に頼ることや迷惑をかけることに敏感で自分で自分を生きづらくしている人は多い。
そんな人にぼくは言いたい。
もっと人に迷惑かけてもいいんじゃない?
人にたよってしまうとその人から嫌がられてしまうと思い込んでいる人が多い。
もちろん、頼りすぎると嫌がられてしまいますが、ある程度の頼みごとは人との関わりを深くすることが科学的わかっています。
というのも、人から受けた頼みごとを自分の中で正当化するために『頼みごとをしてきたあの人はいい人だから引き受けたのだ』という心理が働くから。
この心理状態をうまく使えば頼みごとをしているのになぜか好かれてしまう。
まぁ乱用はしないほうが吉ですが。
ハーバード・ビジネススクールが出した実験。
実験内容は
被験者は初対面の人とチームを組み、そのうえで被験者には難しいパズルを解いてもらう。その際、初対面のパートナーに「イマイチ解き方がピンとこないな。なにかアドバイスをもらえますか?」と頼み事をされた。
すると、頼み事をされた被験者は、そうでない被験にくらべて、あとで「自分のパートナーは優秀だった」と評価するケースが多かったという結果に。これは、アドバイスを求められた人は、それに見合う優秀さがあると感じるので、その余裕が相手も有能であるかのように思わせるらしい。